身体拘束の大臣告示改悪を防げ!/大畠さん家族も上京し9日にいよいよ院内集会/KPから十数人など多数の団体が参加

身体拘束の大臣告示改悪を食い止める院内集会(衆議院第1議員会館多目的ホール)が、9日午後にいよいよ開催されます。厚労省に忖度しない多数の組織が集結し、反対の声を突き付けます。この集会は、精神医療人権センターとしては、KPのほかに東京、埼玉、兵庫が後援し、DPI日本会議が賛同団体として名を連ねています。この問題のおかしな背景に以前から注目し、シンポジウムや定期集会でも話題にしてきたKPからは、平日ですが10数人が参加します。

関係者のみの院内集会と、オンライン参加は既に募集を締め切っていますが、午後2時から行う厚労省前行動は当日参加可能ですので、霞が関の厚労省前(中央合同庁舎第5号館前)に集まって抗議の声を響かせてください。

精神科医療の身体拘束を考える会代表・長谷川利夫さんからのメッセージです。

「我が国で初めて、精神科医療の身体拘束の開始時からの違法性が全面的に認められた石川身体拘束死裁判の大畠さんご一家が明日(9日)、上京されます。身体拘束の実施要件は厚生労働大臣告示で定められていますが、国はそれを医師の裁量を広げる方向で改悪しようとしています。これを今、止めなければ、今まで以上に患者さん、家族等が悲しむことになります。そしてこれは人身の自由、基本的人権の問題です。人権、民主主義を守るために、1人でも多くの方が厚生労働省前に集まってくださることを熱望しています!共に声を上げましょう!」