SNSの負の側面を考える日本精神衛生会のイベント「情報とメンタルヘルス」開催/3月4日、東京有楽町朝日ホールで入場無料/事前申し込み受付中
編集長の佐藤です。近年、SNSの負の側面がクローズアップされています。匿名の誹謗中傷コメントで自殺者が出たり、迷惑行為を得意げに映した動画がアップされて社会問題になったりしています。
私たちは、問題も多いSNSとどう向き合えばいいのか。このタイムリーなテーマをメンタルヘルスの視点から考えるイベント「情報とメンタルヘルス~SNSの負の側面と適切な利用を考える~」(公益財団法人日本精神衛生会主催)が、3月4日午前10時半から、東京有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で開かれます。
午前の部では、慶応大学文学部教授の北中淳子さんが「生きづらさの根源を医療人類学で解明する」と題して特別講演。人類学の視点から現代メンタルヘルスの課題を見つめ直す北中さんの講演は学びが多く、今回もお勧めです。630調査を基にした神奈川県内精神科病院のデータ本「どこに行けばいいの?!」の編集作業でも大活躍したKPの秘密兵器ピンクわかめちゃんの先生でもあります。
休憩をはさみ、午後1時15分からフォーラム「情報とメンタルヘルス」を開催。昨年のKP主催イベントにご登場いただいた樋口輝彦さん(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長)や張賢徳さん(日本うつ病センター六番町メンタルクリニック院長)らが、シンポジストやコーディネーターとして参加し、SNSの負の側面と対処法などを考えます。
事前予約制で入場無料。日本精神衛生会のWebサイトから予約できます。 https://www.jamh.gr.jp/gyouji.html#mental
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