精神疾患のある人たちの魅力が社会に伝わりますように/京都・車折の芸能神社で発信力向上祈願
みなさん、こんにピア!!
精神疾患のある人たちの発信力を高めるプロジェクトを一身に担うOUTBACKアクターズスクール。その副校長も務める佐藤光展編集長が先日、青春18きっぷを握りしめて京都などに行ってきたようです。
目的地の一つが車折神社。その境内社のひとつ、4000枚以上の朱の玉垣が並ぶ芸能神社で、「スクール生たちの芸がますます磨かれますように」「精神疾患のある人たちの魅力が社会にきちんと伝わりますように」などと、沢山祈願してきたとのこと。
舞台本番になると神がかり的なパフォーマンスを見せるスクール生たちに、今さら神頼みが必要なのか疑問ではありますが、有名人の名がずらりと並ぶ玉垣は圧巻ですので、YouTubeの動画をご覧ください。
それにしても、精神科病院での患者虐待がどんどん暴かれていますね。先日も、静岡県の「ふれあい沼津ホスピタル」での看護師による患者虐待が明らかになり、大騒ぎとなっています。佐藤編集長がこれまで、読売新聞や著書などでこの種の虐待を暴いても「看護師も忙しいのだから仕方がない」「患者だって暴れるからお互いさま」などという非常識な論点のすり替えが行われ、社会の反応は鈍かったのですが、国連・障害者権利委員会の勧告などがじわじわと効いてきたのか、常識的な反応を社会が示すようになったのはよい傾向です。
こうしたあり得ない暴力を防ぐためにも、精神疾患のある人たちの魅力や能力を社会に知らしめていく発信力向上プロジェクトが欠かせません。KPちゃんは相談対応だけで手いっぱい(全国からたくさんの人権侵害相談が寄せられているため)の状態なので、OUTBACKの方々にはますます頑張って欲しいと思っています。 それではまた、ケイピー!!
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撮影・佐藤光展