11月5日、「居るのはつらいよ」の東畑開人さんが横浜で講演/4日はイタリアの精神医療に詳しい松嶋健さんの講演も/日本臨床心理学会第58回大会
「こころの治療」や「セラピー」というものを様々な角度から見つめてきた臨床心理士・東畑開人さんの講演会が、11月5日、横浜・上大岡のウィリング横浜で開かれます。日本臨床心理学会第58回大会(4日~6日と13日)のプログラムのひとつで、学会員以外も参加可能です。
東畑さんは文筆家としても活躍し、「野の医者は笑う」(誠信書房)「居るのはつらいよ」(医学書院)「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」(新潮社)など多くの著作があります。今回の講演のタイトルは、「臨床心理学をわら(笑・嗤?)う」。5日午後2時から、同大会2日目のメインセッションとして行われます。
また、4日午後1時から、「プシコ ナウティカ─イタリア精神医療の人類学」(世界思想社)などの著書がある文化人類学者の松嶋健さん(広島大学大学院准教授)が、「『臨床心理』の外に出る─生きることの共同性に向けて イタリアの精神医療改革に学ぶ」と題して講演します。
オンライン参加も可能。スケジュールや参加費などの詳細は、日本臨床心理学会のホームページをご覧ください。http://nichirinshin.info/


(いずれも日本臨床心理学会提供)