20日にKP集会「私たちはもっと知りたい!」/精神科を治療成績で選ぶための方法を考える/横浜・上大岡で開催
同じ病気でも、治療成績は医療機関によってかなり異なることは常識になっています。医療機関や担当医の良し悪しは、その後の生活の質や、場合によっては命にも関わります。
ところが精神科では、治療成績に関する情報がほとんど公開されていません。精神疾患という原因不明の症候群ゆえのあいまいさから、データを集計しにくいことは理解できますが、現状はあまりにも情報が乏しく、加えて精神科は情報を出そうとする努力すらしていないので、患者や家族は途方にくれています。医療機関選びが博打のようになっているのです。
そこでKPは今夏、厚生労働省の630調査を基にしたデータ冊子「どこに行けばいいの?」の2021年神奈川県版を発行。「危なそうな病院がわかって助かる」などと反響を呼び、すぐに増刷となりました。しかし、ここで示したデータだけでは、病院の治療成績はわかりません。
10月20日に開催する集会「私たちはもっと知りたい!」では、患者や家族が知りたい情報は何か、精神科からもっと有益な情報を引き出すにはどうしたらよいか、などを考えます。そして、KPの今後の冊子づくりに生かしていきます。
メール(mail@kp-jinken.org)で事前申し込みを受け付け中ですが、当日参加も可能です。上記のデータ冊子(1000円)の販売も行います。
KP主催・精神科を治療成績で選ぶための集会
「私たちはもっと知りたい!」
2022年10月20日(木) 午後6時半~午後8時半
京浜急行上大岡駅直結 ウィリング上大岡 12階(121・122号室)
横浜市港南区上大岡西1-6-1 参加費500円
