一番知りたい「良い精神科医はどこにいる?」を考える/精神医療のキーパーソンたちはどう答えるのか/8月12日、横浜・桜木町でKP設立2周年記念シンポ開催/OUTBACK寸劇や630調査報告も/チケット発売開始
KPの設立から早くも2周年。今年も、横浜・桜木町の横浜市健康福祉総合センター4階ホールで、8月12日午後0時半から、設立記念シンポジウムを開催します。今回は、患者や家族が最も知りたい「良い精神科医はどこにいる?」がテーマ。精神医療の最前線で活躍するキーパーソンたちが、日本の精神医療の欠点や長所を様々な角度から指摘した上で、良い精神科医や良い医療機関と出会うための方法や手がかりについて考えます。
また、精神科診察室でのやり取りをコミカルに描くOUTBACKアクターズスクールの寸劇披露もあります。長野・松本公演で大好評だった内容に磨きをかけているようです。更に、KPメンバーが情報公開請求や行政との交渉を2年がかりで進めた630調査(精神科病院の入院実態に関する国の調査)のデータ集計報告も行います。シンポの開催に合わせて、KPホームページでの各病院データの一斉公開や、データを見やすく整理した冊子の会場販売も行う予定です。新聞ネタになるような驚きのデータが満載です。
入場料は当日1500円、前売り1200円。
前売りの電子チケットは、こちら(https://neighboursgood.sakura.ne.jp/kp_ticket/)からクレジットカードでご購入いただけます。
主な出演者
日本の精神医療界のトップリーダーを長らく務めた
精神科医・樋口輝彦さん
(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長/日本うつ病センター名誉理事長)
ホテル以上に安らげる病院づくりを進める
精神科医・渡邉博幸さん
(学而会木村病院院長/千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授)
オープンダイアローグの普及を目指す
精神科医・斎藤環さん(事前に撮影した動画での出演)
筑波大学医学医療系社会精神保健学教授/オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)
精神障害を哲学する東大教授。KP電話相談でも活躍
哲学者 石原孝二さん
東京大学大学院総合文化研究科教授/オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)/東京精神医療人権センター共同代表
金沢の身体拘束裁判で画期的勝訴を得る
弁護士・佐々木信夫さん
佐々木信夫法律事務所
豊かな感性と闘病体験を演劇に生かす
中村マミコとOUTBACKアクターズスクール
オリジナル寸劇「This is 統合失調症&なんでも順調先生」上演
総合司会
ジャーナリスト 佐藤光展
KP神奈川精神医療人権センター顧問&Web編集長/OUTBACKアクターズスクール副校長
開場は正午、終了は午後4時半を予定しています。お問い合わせは、KP事務局の電話(045-353-5711)か、メール(event.kp.kanagawa@gmail)にお願いします。平日の開催ですが、お盆休みを取ってぜひお越しください。

