KP電話相談の案内パンフ1万部に到達/県内全精神科病院への郵送完了/各病院の設置状況をお知らせください
KP神奈川精神医療人権センターでは、昨年5月の開設以来、電話相談の番号などを記した案内パンフレットの増刷を重ね、このほど計1万部に到達しました。
今秋には、精神病床を持つ神奈川県内70病院に各10部を郵送し、外来患者や入院患者の目に留まりやすい場所に置いてもらえるようにお願いしました。郵送完了後、改めて各病院に電話をして設置状況を確認したところ、「そんなこと民間がやっても意味ないでしょ」とケンカ腰で来る民間病院(厚木市内の病院)もありましたが、大方は好意的で、「相談室に置きました」という返答が目立ちました。
患者訪問で生田病院(川崎市)を訪れたKPメンバーからは「待合付近の目につきやすい棚に入れてありました」との情報も。福井記念病院(三浦市)のスタッフからは「デイケアでも配りましたよ」という声が届きました。
精神医療の質を高めていくためには、医療機関と患者の人権を守る組織との健全な連携が欠かせません。このようなパンフレットの受け入れをはじめとした各病院の対応も、病院選びの重要な指標になります。かかりつけの精神科病院でKPのパンフレットを見かけた際は、ぜひお知らせください。
